2006年07月07日

な な し


最近タバコを吸うペースが速くなってきた。やばい。
このままじゃ完全にニコチン中毒者だ。どうしよう・・・。
止めようって思うんだけどイライラすると吸っちゃう。
肺に入れることでそれを紛らわせてるだけだからあまり意味はない。
そしてイライラがぶり返す、また吸う、悪循環。

タバコを吸う俺を見てあの人はどんな顔をするだろう。
決していい顔はしないでしょう、タバコは百害あって一利なしですから。
でも止められないんです、このストレスが消えて無くならない限り。
あの人も分かるだろう、この滞りが何者なのか。
消失感、孤独感。お腹の奥底からどろどろ出てきそうな黒いもの。

黒いのを周りに吐き出さない代わりに、白い煙を吐き出す。
副流煙を他人に浴びせかけて、苦しみを分け与えてるみたいに。

雑多の人ごみに流されてふらふらと、都会の道を歩く。
タイルにへばり付いた吐き出されたガムが、なんだか自分に見えた。
なんて惨めなんでしょう、なんて汚いんでしょう。
だけどその内、なんとも思われなくなるんだろう。

ふとした瞬間に、消えたくなる。
このどうでもいい空間から、気分の悪い世界から、
無理をして笑って友達を演じる世の中から、
自分を縛る苦しみから、

真っ白な鳥になって真っ青な空を飛んでみたいと思う。
そして昼間の汚れたビルや車の雪崩を眺め、
「なんと汚らしいんだろう」と呟いてみたい。

そして羽根を休める夜には、夜なのに明るい街並を眺め、
ネオンの瞬く都会の星に見惚れてみたい。
それから「なんと美しいんだろう」と呟いて、
その命を終わりにしたい。

昼間に汚れた風を受けて、真っ黒くなった羽根をしまって、
糸が切れたマリオネットみたいに、ぷつりと息を引き取れたら。



ごめんなさい。

鳥かごには、帰れない。





posted by ユーキ at 04:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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